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2009年1月29日 (木)

1月 29日(木) 天気予報

朝の駅頭をやろうとする日に朝から雨、というのがこのところ困りものです。前日の天気予報がマスコミによって違っていると益々困って、朝5時の起きた時に決めなければならないということも。天気予報に頼るしかないので結構丹念にチェックします。         今は寒いので、寒さにとても弱い私はかなりの重装備で冬山登山のような格好で駅頭をやります。そのあとの予定によって、軽装備に変えるのですが、一端冷えてしまうと温まるのが時間がかかります。朝ごはんを食べてもなかなか温まらないと、1日出かけている間にも足先や芯が冷えているような感覚が抜けず、と言って重装備のままですごすことも難しく、なかなか大変です。

Image217 写真は、一昨日たずねた雇用能力開発総合大学で、卒業生が作った「テニスボールマシーン」です。相模原市内にある雇用能力開発機構の大学は、全国に1校の、各県の職業訓練の指導教官を養成する位置づけでつくられたというものです。が、国の会計検査院の指摘から、行革の対象に上げられ、そのあり方を心配する卒業生の声を受け、私は同じ県議のくさか議員とともに、視察研修を申請していたのがかなったのです。

同大学が、職業訓練大学と言っていた時代に、20年ほどまえですが、私はアスベストの除去工事のことで相談を受け、この大学に入ったことがありました。それ以来なので2度目の訪問で、建築・機械・電気の各現場を丁寧に見せていただきました。説明では、法設置の同大学は、卒業生が各県の指導員として就職する比率が、この数年間1割とかに落ち込んでいたことが指摘され、一般の企業のものづくりの現場に就職している方が多いということで、新年度の入学定員も減らされたということでした。今年の卒業生は指導員としての就職が増え、また刑務所の職業指導として法務省の試験を受ける人も結構いるというお話でした。校長先生や、卒業生で教員になっている先生など、今の非正規雇用が増え、大企業がものづくりや人材養成にお金や労力を注がない現状を危惧され、職業訓練を充実させることと正規採用を拡充させていくことに真摯に取り組むことを求められていました。またアジアなどからの留学生も現場にいて男女の区別なく、溶接や建築など技術を学ぶところを見させてもらいました。偶然にも直接言葉を交わせた2年生という女子学生が、就職先の希望を聞いた私に、具体的にはっきり希望の職種を行き先として話すのには新鮮な驚きがありました。同時に、大学ができたときの法的な根拠はともかく、将来に希望する職種を、民間企業なども含めてもかなり真剣に決めている学生が多いのではないかと想像し、指導員養成に限らず職業訓練の大学の存在意義は大きいのではないかとも思いました。

この大学は、意外にも神奈川県内からの学生が多く、他の関東と次いで、九州、東海の出身学生が多いそうです。寮に住んでいる学生も多く、国立並の学費であっても地方出の学生の保護者負担は大きいと思いますから寮は助かるでしょうし、一般の大学よりも拘束時間が厳しい大学ですから、バイトも限定されると思われます。私は日本の将来の構造転換を考えれば、こうした職業訓練や農業・漁業・林業の体験・訓練、医療・福祉分野への進学・就業支援など益々必要だと思います。今の時代を反映してか、学生が資格や就職に対する意識がかなりしっかりしてきているという感じを持ちますが、意欲と希望を持って将来を望めるようにしていくための基盤づくりを政治が責任を持ってやるべきでしょう。やはり見てみるものです。良い機会でした。

昨日は市役所と警察に市民と行って来まして、市内をうろうろしていましたが、市役所では、市議会の臨時議会も開かれていました。ロビーの大画面で少し見ましたが、久々に見ると、県庁ではこういうサービスがないので、ロビーで本会議の様子が見れるのも悪くないと思いました。ただ、今日の県の議会便りを見るとがっかりですが。条例をつくれば何とかなるものではないのです。20日の常任委員会以来、賀詞交歓会やら、会議やら、相談活動と合間に駅頭もやりつつで、深夜に更新する意思がなえてしまい、ストップしていました。夜遅くなるとついつい更新の気力がなくなってしまいます。もうすぐ2月の予算議会も近づいてきましたのでまたがんばらないと、と気を引き締めていきます。

2009年1月20日 (火)

1月 20日(火) 常任委員会

議会閉会中の定例常任委員会がありました。昨日も準備のため登庁していましたが、昨日と今日の体感温度の違いで寒さをいっそう厳しく感ます。今が一番寒いときですからがんばりましょう。

市民団体の機関紙で、県議会の傍聴日誌が載っていました。その中で常任委員会の質疑がつまらない、という印象が書かれていました。以前にも記載したことですが、このブログを見られる方で、県議会を傍聴しようという方がいらっしゃるかも知れないので、「県議会だけの常識」と言いますか、県議会の不思議な慣習についてのおさらいです。      

まず、神奈川県議会の常任委員会では、最初に所管部局の報告事項からはじまります。その上、議案があると議案についての説明があります。予算などの場合はとても長くなりますし、6月議会だと、各部局の年間事業などの説明もあったりします。2月、6月、9月、12月の定例議会のときは、こうした報告事項で午前中が終わることが多々です。そのあとで質疑になりますが、順番が会派の大きい順ということになっています。なぜかわかりませんがそうなのです。ですので、たとえば私のいる県民企業常任委員会だと、自・民・公・県・私、ときます。が、今回のような閉会中の常任だと、県政の委員が質問しない、ということもあります。そうすると早く時間が来ることもあります。時間はさまざまです。非交渉会派に対しては時間を制限する動きもありましたが、議会基本条例の動き以降はそうでもありませんし、私の今の委員会ではあまり規制されることもないです。委員長にもよりますが、少なくとも、今は議会基本条例という大儀をつくり、委員会討議とか質疑を補償することはさんざん言われてきたのですから、あまり規制をかけることはできないと思います。ともあれ、委員会を傍聴されるときは、順番を抑えておくと、誰が質疑しているかで次の質疑者もわかるというものです。

今回の委員会では私は県民部で、①地上デジタル放送についての報告について、②企業庁の水道モニターの報告について。の2点で質問しました。①は、総務省が主体ですが、県も広報部の会議にずっと参加してきて、今から、県内での推進協議会のような準備支援会議を、総務省の通信局と一緒に事務局としてつくろうということなのです。地上デジタル放送については、納得できないことばかりです。NHKが国の補助に上乗せして補助金を手厚く出すことになるのですが、それも受信料を完納している世帯に対してという条件なので、NHKの受信料不払いをなくすための画策という印象です。NHKには税金から多額のお金が拠出されているのに、それをこうした勝手な条件をつけた支援に使い、それを国や県があてにする=乗っかる、というのはおかしいと思うのです。それでなくても2001年に法律(電波法)が書き換えられ、そのため2011年7月24日からは、今のアナログ放送ではテレビが見られないと勝手に決めた総務省が全面的に費用を負担するならともかく、世帯で35000円を基準にして、それ以下だと、電波の届かない困難地域のアンテナ意の新設費用さえ、出さないなど納得できません。しかも自動的に写らなくなってしまうというのですから「お上」的な上から目線だけです。今の予算国会で、生活保護世帯で、NHKの受信料が全額免除の世帯だけ、無償で、簡易チューナーなど給付するという予算を出しているそうですが不十分です。今のところ、県も県内市町村も特に支援策は考えていないようですが、果たしてこれですむでしょうか。2011年の地上デジタル移行を機に、テレビを見ないことにしよう、と決められればそれもいっそいいのかもしれませんが。地デジ問題はNHKがいたるところで出てきて、NHK救済?というにおいがプンプンしてしまいます。

今日は、受動喫煙防止条例素案についての、委員会合同の連合調査会がまた開催されていました。18日にタウンミーテイングをやったことで大きく報道されていましたから、結構いろいろ出たのではないでしょうか?でも当の知事はワシントンのオバマ大統領就任式に主席するために、留守なのです。これもちょっと?です。理解できなくもありませんが、2月定例会に提案したいとして、18日に物議をかもす集会をやった直後の委員会です。県民を2分している責任は重いと思います。

2009年1月17日 (土)

1月 17日(土)県議会1週間

9日の定例、かつ年始議会運営委員会の終了後から異例の臨時議会召集に向け、動きが始まったらしいことは、10日のブログに記事を載せました。4会派の団長会で自民から話が出、民主・公明・県政が受けたのでしょう。その後は”ボス交”のように決まったようです。以下時系列です。 

*13日の14時~議会運営委員会が開会。緊急経済対策特別委員会の正副委員長やメンバー表も配布。私(市民の党)と、くさか議員(社民・未来)が反対討論を行うことを通告。

*15時から臨時議会が開会。議案は「緊急経済対策調査特別委員会」の設置のみ。私、くさかさんの順で反対討論の後、賛成多数で可決。20分足らずで閉会。出席議員は97名?

反対討論の中で私は、これだけ異常な事態を重ねるということは、2月定例会までによほど実のある大規模な緊急経済大作(対策)を出すということでしょうか、と述べましたが実際には昨日の16日に特別委員会を開いたようですが、多様な県民の意思反映を恐れるように、こそこそと談合で決めた委員会が何をするかじっくり観察したいと思います。

私は、会派「市民の党」として、昨年12月19日に、議長に県議会の緊急対策として、政務調査費を過去にさかのぼって大幅に減額することや、海外調査を凍結することなどを書面と実際に面会して要請しました。ブログにも記載しています。議長は年明けには、議員の一時金(ボーナス)をカットすることを表明していましたが、4交渉会派の団長会が14日、一時金の10%カットと海外調査の凍結、の2つを議会としての対策にすることを決めたというのです。数年前の財政難というときには、一時金は20%カットしていました。今回は2000億も足りないという更なる危機なのに、10%のカットでは議会の本気度は見えません。海外調査の凍結は私たちの主張も入れたのかも知れませんが、やはり政務調査費の減額などできることはまだあるはずです。こんな中途半端な対策しか出せない議会で、「緊急経済対策調査特別委員会」をつくっても、底が見えているとしか言いようもありません。  

今日は川崎で、12月25日に急逝された、武田郁三郎県議(社民・未来)の合同葬がありました。「合同」とは、県議会と社民党県連、後援会、竹田家の4者ということです。私は自分の親族の葬儀にいただいたご厚情や、ここ6年は議会運営委員会でいつも少数会派の席で同席の上、比較的交流もあった先輩議員ということもあり式に参列しました。議員はいろんな顔を持っているほうがいいということを聞いたことがありますが、10期連続で川崎区で県議に当選されたことに敬意を表するとともに、まさに様々な顔を持っておられたのだろうと弔辞を聞きながら考えるところがありました。議員というよりも政治家という言葉が当てはまる印象で、私などにはいつも気さくで暖かい感じの方でした。ご冥福をお祈りします。 それにしてもなぜ、県議会は葬儀委員まで4会派でやっているのでしょうか?社民・未来の会のくさかさんは、唯一同じ会派ですから葬儀委員なのは当然としても、、。神奈川県議会というのは、東京都議会以上に旧時代の体質そのままなのでしょうか?

2009年1月10日 (土)

1月 10日(土) 条例違反?!

昨日は新年最初の議運があり、そのあとも県庁での行事や調べごとでしばらく仕事をしていました。1時半過ぎに退庁したあとのことです。議会局より連絡で、自民の意見で、4交渉会派の話あいで、経済・景気対策の特別委員会を設置するために急遽議運を開いて、設置のための臨時議会召集を決めたい、ということになった、というのです。 その連絡を受けたのがもはや2時半過ぎです。県庁に戻る余裕もないので、臨時議会召集だけならやむをえない、かと思っていました。特別委員会を設置することに文句があるわけでもないからです。ただ、その構成をどうするか、は別に決めるという前提で、20日は常任委員会があるし、そのあたりになるかも、というような話でした。                          ところが、夜7時前に再度電話で、6時すぎから議運を開いて、そこで特別委員会の構成も4会派で独占にすることや、臨時議会を13日に開くことも、すべて決めてしまった、というのです。議会基本条例の特別委員会を4会派で独占したのと同じことをまたやろうと、しかも議運の日程も議会の日程も非公式な場を中心に、まさにいる人だけで急遽決めてしまう、という暴挙! このあいだの基本条例の提案説明は一体何だったのでしょうか?自民党が言い出し、4会派だけで談合して決める経済対策などというのは、今の麻生政権が20%の支持率のまま、解散を先延ばし政権の座に居座り、市民の反発する定額給付金に固執することと全く同じ、有権者を愚弄するものです。 議会基本条例をつくったかと思ったとたんにこの有様では、民意の反映など絵に描いた餅、お粗末さもきわまりです。本当なら条例に違反している、と言うべきものでしょう。年の初めから先が思いやられるというものです。それにしても4会派がそろってこんなことをやるというのですから、会派の違いはないということでしょうか?

さて、今日は今年最初の青空当番と、地元自治会の賀詞交歓会というスケジュールでした。地元の賀詞交歓会はよほどでなければ出席していますが、今回は特に会長からもご連絡をいただいていました。久々にお会いする皆さんもいらして、今の市の関心事である、なぜ政令市になるのか?何のメリットがあるのか?借金が増えるのではないか?という疑問や質問もいただきました。皆さんほとんどの方は政令市になる必要はないと思っているようでしたし、率直に疑問なのです。いろんなことをお話できて有意義な会でした。久しぶりにカラオケをやったのはオマケでした。

2009年1月 7日 (水)

1月 7日(水) 七草

今日七草がゆを食べる人は結構おられるでしょうか。お酒やおせちで疲れた胃を休めるのだといわれますが、春の七草の名称はよく知られています。せり、なずな、ゴギョウ、ハコベ、ホトケノザ、スズナ、すずしろということですが、ではその実態と見ると、これらは、大根(スズシロ)やカブ(スズナ)を除けば、田んぼのあぜ道や畑周りで見ることができる雑草のようです。なずなは、関東などではぺんぺん草とも言うようですし、せりはあぜにたくさん生えてます。実際田んぼや畑の周りの雑草はほとんど食べられるのです。が、とって食べるかというと、せりは3月はじめごろまでは食べるために採っている人もいますが、それ以降、田植えの時期などは硬くなってしまい、美味しくなくなります。自生している雑草もこの時期だから、やわらかくて、カブや大根も旬だし、やはり理にかなっているのでしょう。

今日は駅頭朝立ちの開始で、多くの方から今年もよろしく、と声をかけていただきました。新年の幕開けとしては最悪のようですが、それでも変わらずお会いできるとうれしいものです。昨日は、市の賀詞交歓でした。市長が考えたのか、いつもは代表あいさつの国会議員のみなさんは、全員に挨拶をしてもらっていました。そして県議会はなぜか、議長が欠席で、同期の民主議員が挨拶をされていましたが、政令市推進を一番に強調していたのが気になります。そういえば、市長をはじめ、誰も住民投票の直接請求が成立したことには触れませんでした。市長も相変わらず22年度政令市移行、と強調されていましたが、団体関係車が中心で、あとは議員や職員だから皆さん違和感はないのでしょうか。     今年も一層波瀾の年になるのかな、と感じられた場でもありました。

2009年1月 3日 (土)

1月 3日(土) 政令市を問う!直接請求署名が成立 

12月31日、市選管が確定した、政令市移行を問う住民投票条例制定を求める、有効署名数は、2万6千760人でした。法定数の2倍を超える署名数を集め、直接請求は成立しました。1月末から2月頭には臨時市議会が召集されることになります。住民投票の成否はかなり拮抗することが予測されます。その後の県議会の動向にも影響を与えることも考えられますし、市民の会は1月に集会を予定しているそうですし、引き続き市の最大の課題です。

昨日、年越し派遣村に行ってきました。県央パートユニオンのカンパを持って行ったのですが、厚生労働省に申し入れをするというところのようでした。菅直人衆議院議員が来て動いたそうですが、とにかく厚生労働省の講堂を使えるようにしたことは皆さん安堵したことでしょう。食べ物はおコメや野菜、などたくさん積まれていましたし、毛布なども来ていましたが、テントの数が足りないようでしたし、水を公園の水のみ場に頼るなど、不自由は当然のごとくいつもあると思いました。行ったときにちょうど知り合いの人にも会い、各地からユニオンなどを中心にたくさんの個人も駆けつけていることが見てとれました。5日過ぎたらここも閉じるので、その後どうすればいいか、事務局も集まっている皆さんも同じく不安なのもよくわかります。でも300人以上の人がここを目指して集まっている状況を無視することは、政府ももはや出来ないと思いますが。                           

Image194 派遣や期間工で、解雇され、住まいも追われた人が言っていますが、こんなことになるなんて少し前には想像もしなかった、という状況が今の日本です。これは、ホームレスという状態も、犯罪者扱いや裁判の当事者になることも、誰にでもいつ起こるかわからないけれども、いつでもそうなる可能性がある、という点で共通すると思います。湯浅さんが書いてる言葉で引用するなら、日本の社会に「溜めがなくなった」ということでもあります。だからこそ見ず知らずの人々が、互いに助けあったり、支えあう機会や場をつくることがとても意味があると思います。互いに認知し、理解し、誰にも起こりうることとわかれば、ホームレスの状態を特別に蔑視したり、特殊な人のように見ることもなくなるはずです。その意味でも今回の派遣村はすごいと思うのですが。     

2009年1月 1日 (木)

2009年 1月 1日 命に責任を持つ政治を!

日から09年です。昨日から今日にかけて久々に「朝まで生テレビ」を少し見ました。新聞でもテレビのニュースでもかなり大きく扱われている、日比谷のテント村の主宰者である湯浅誠さんや、各党の国会議員、ワタミの社長などの経営者とユニオン活動家もパネラーで出ていました。こういうテレビで非正規雇用者のがわから問題が議論されることは珍しいと思ったからです。すべて見たわけではないのですが、湯浅さんがやはりとても考え方が近いと思いますし、理論的にもしっかりしていると思いました。特に、「連合」が今春闘で掲げた、賃上げ要求、についてです。正社員の賃上げを掲げる連合は空気を読めない、間違いであるかのように、ファシリテイターの田原氏が議論を持っていくことに対し、正社員の賃金を下げても非正規雇用者の待遇が良くなるわけではない、むしろますます全体に低められていくだけであり、正社員の給与を上げなければならないという要求は間違っていない、という発言をしていました。いつもこうやって非正規雇用者と正規雇用者を分断しようとする論理や議論が起こされるわけですが、それをテレビというメデイアを通じてはっきり否定し、マスコミや経営側に足をすくわれないことは大事なことです。この参加者の中では、自民党と公明党の議員が1人づついましたが、少なくともこの場では、派遣法の連続改悪での野放しをしてきたことの非を認めざるをえない立場で、少数派になったことも面白いものです。

日本の政治が問われていることは、今どの問題をとっても多くの人が否定はしないと思います。どの方向を目指すかについても、多くの国民の共通認識は一定あるのではないかとも思います。アメリカ型の金融主導の経済・社会を模倣することはもうやめようと思う人の方が多いでしょう。森永卓郎氏などがしきりに書いていますが、ヨーロッパ型、特にオランダの経済・雇用方式を参考にすべきだということは一理ありと思います。今のままでは、今年更に「派遣切り」という、非正規雇用者への一方的な解雇は増えると予測され、20~30万人になるのではないかという見方もあります。それが益々、人の命を軽んじるような閉塞感を増大させ、社会不安も大きくします。雇用現場の同一労働には同一賃金、という原則を真剣に確立させなければなりません。直接雇用を原則にすることで、派遣労働を限定的にすることも、労働法規の改正で必要です。同時に、雇用保険と医療・年金などの社会保障を非正規でも正規でも同様に国の責任で最低限のセーフテイーネットとして確立させることが、安心の前提です。命に責任を持つ、政治の原則を取り戻すための政治変革の年にしていくことが今年の最大のテーマです。                     自律した経済を柱に、産業構造を転換させ、海外に依存している、エネルギーと食糧も自給に舵を切り、そのために付加価値をつけて中小企業やがんばる事業者・生産者を支える政策も必要でしょう。できることもやれる知恵もたくさんあるはずです。100年に一度の危機なら、100年に一度の変革のチャンスかも知れません。今年も更に忙しくなりそうですが。

閑話。年始の最初からテレビの話でしたが、実は今本当にテレビがつまらないと思っています。もともと限られたものしか見ないのですが、お金をかけて衛星放送を見る余裕も時間もなさそうなので、益々テレビはみなくていい方でヒマがあればいろんな本を読みます。娯楽読書で好きな一つがアメリカの女性作家サラ・パレツキーのVIシリーズです。パレツキーの入念な取材で、現在進行形のアメリカ社会の暗部を暴くことなどがテーマになる、移民の両親を持った女性探偵の話ですが、この中の1つに「ハードタイム」というタイトルがあります。シカゴの民間企業が運営する女性刑務所を舞台に起きた移民女性の殺人事件から、自身で刑務所に潜入、体力的、精神的にもぼろぼろになりながら、生還し、トラウマから脱却するために正統なリベンジをするというものです。刑務所の話は現実的にありそうな話で、日本でも民活という流れで、今刑務所の民間委託を可能にしようという動きが進んでいますからまさに他人事とは思えないのです。刑務所という密室で起こる虐待や暴力は時に日本でも新聞に出ますが、事件捜査のあり方・裁判ともセットで見えにくいけれども、とても問題があると思っています。 とにもかくにも、お休みや時間があるときは読書に限ります。

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