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2009年3月24日 (火)

3月 24日(火) 本会議最終日

イレギュラーなこと続きの2月定例会が今日で終わりです。昨日は最後の議会運営委員会が終わったのは深夜12時でした。もちろん私は帰れません。昨日は県庁近くのホテルをとって泊まりました。

昨日議会運営委員会は、3回開かれました。通常は「調整日」という、最終日前日の議会運営委員会は、朝と夜の2回開かれて、翌日の議事の日程が調整されます。ところが、昨日は、相模原市の政令市移行について意見書を出したい人たちが、所管の総務政策常任委員会の中で出してくるべきものを、出せなかったために、議会運営委員会にごり押しして出そうとしたわけです。

それも、最初の朝の議運にだすのが普通なのですが、それも出来ず、あえて、相模原市の政令市移行の意見書提出だけのために、夜9時ぐらいになって議運を開かせてどうしても出そうと無理を通したのです。

このため、もう一度議運が必要で、最後は12時です。そのときには、こちらも、かねて話をしていた、共産党、神奈川ネットワーク運動、社民・未来の会、と4会派共同で対案の意見書を出しました。「政令市移行は慎重に、市民との対話を進めるように」ということがベースの意見書です。

ここまで遅くなった裏には、受動喫煙防止条例の、知事と3会派の調整に動いた議長が、意見書を出さないように自民党内でとめていた、というような話もあります。それで議長職を賭すのでは、といった憶測もとんでいたぐらいです。昨日も2度めの議運のときには議長が欠席していたのです。しかし今朝になったらいつものようにこられていましたし、議長職をやっていました。政令市推進の意見書が出る以上、これを総務大臣にあてて、署名するのも現議長になります。もし私だったら、議長を辞めるぐらいはやるだろうとは思いますが、そもそも議長になることはありません!って?!!

昨日も予算などに対する討論の原稿づくりで議運のあとも粘っていましたが、やはり眠気に勝てず、今日朝もまだやってました。18分という討論時間を通告したのでその時間内に治まらないとヤジがうるさいのです。ようやく少し長いけど早口なら何とか、というところにいたったのが昼休みでした。今日は、他にも、議運が出した意見書案への質疑と、自分たちの意見書案に対する賛成討論もやらなければならず、ホントにアップアップの状態でした。1日で3回登壇したのは市議時代にあったかも知れませんが、県議になって初めてです。

予算討論の内容ですが、会派としても、「受動喫煙防止条例」には反対しました。受動喫煙防止に反対なのではありません。条例がその目的のためのものとはなっていないからです。矛盾がいくつもあり、予算委員会でも触れ、反対理由にも述べました。県庁内で治外法権をつくっておいて、県民に過料を課すなんて県民が知ったら納得できますか?ドトールもカフェジュニアも、100平米未満なら、分煙もしなくていい、というのは未成年の受動喫煙防止上、全くナンセンスではありませんか?JRはなぜしっかりした喫煙所をつくらずに、4月から全面禁煙にしてしまって、でもキヨスクではタバコを売るのでしょう。駅からでてきていっせいに歩きタバコを吸う人たちに、今度は市が路上喫煙防止の取り締まりに人とお金を使うのでしょうか?財務省のJTへの既得権益はそのままに、全国に自動販売機は増やされ続けていくのでしょうか。国の無責任は放置され、自治体が必至で規制をかけるなんてどう考えても合理的ではないし、理解できません。そんな条例に振り回されて、徹夜になり、そんな条例だけがクローズアップされる県政を県民が必要としているはずがないのです。でも今日も本会議場では、受動喫煙防止条例の採決のときに一斉にフラッシュがたかれていました。明日の新聞で私たちの市民の党会派だけが着席したままだとわかる記事になるのでしょうか?なんだかやるせない気持ちです。

条例というカタチが先行し、政令市というブランドが一人歩きし、肝心の中身は空洞のまま市民も置き去りにされたままです。今の政治不在の国政そのものです。

受動喫煙防止条例に賛成して欲しい、ということで様々な意見やアンケートをこの条例案ではもらいました。なんとか学会だとか、会とかホントにいろいろな団体からです。受動喫煙による被害に苦しむ人や取り組む人たちが多くいることにも気づかされました。でも条例は、このような条例は特に、条例自体が目的になってはいけないと考えます。 中身が一番大事であり、過料や罰則を一方的に課すには、本当に目的を達成するために必要と思うなら、説得をし、しんどくても議論を重ね、一貫性を持って県民との合意形成をする努力は怠ってはいけないし、それができないならやめるべきです。条例の中身が通らないのなら、ズブズブにして中身をなくすのではなく、条例をいったんやめるべきなのです。本来県民投票にかけてやるような内容です。知事が最後に回ってこられたさいにも、言いましたが、議会フロアーの灰皿をまず撤去して、(これは説得と話し合いをしてということですが)県庁舎の自動販売機を全て撤去してから、条例を提案していたら賛成できたかもしれません。「その点はご指摘の通り」だとめずらしくおっしゃっていましたが。今日もしっかり議場前のロビーに灰皿はあります。

政令市の意見書の質疑は相模原のことは相模原の議員が答えました。住民投票の民意をどう受け止めるか?という質問に、「個人的にはありますが、それを言う場ではない」というのはいけません、と思います。政令市についての住民投票という、きわめて政治的なことを受け止めるのに、政党の立場と議員個人の立場に違いがあって押しつぶすなら、何のため、誰のための政党で、誰のための議員活動でしょうか?と意地悪くも言いたくなります。

いろいろあった議会ですが、今日陣岡出納長が退任の挨拶をされました。私は役人の退任挨拶に対し、ちゃんと拍手をしたのは初めてです。いろいろあったのですからお疲れ様でした、という思いです。パワハラはきついですから。

2009年3月23日 (月)

3月 22日(日) 春の嵐

今日は午前中に千葉から戻ってきまして、相模大野での約束に間に合ってから、日が空いてしまったので気になっていたのですが事務所に行ってみたら、留守電が10件入っていました。ご相談も3件あって、本当に遅くなってすみませんでした!平謝りです。ちょうど事務所の人が留守をしていて、私もいけなかったことが重なってしまいました。中にご意見をメッセージしてくださったカジワラさん、ありがとうございました。ご指摘、私も同意見ですので参考にさせていただきます。

あの徹夜明けの18日の常任委員会で、受動喫煙防止条例が委員会で修正案が採択されたことが全紙に報道されました。その翌日の19日は、20年度分の補正予算と前回継続になっていて、18日の常任でこれまた修正採択された、自治基本条例などの議案が採決されました。この条例もひどいものです!新聞は「賛成多数で」とか、「都道府県ではじめて」とか書いていましたが、毎日新聞が、ちょこっと書いているぐらいでひどい事実にはあまり触れられていません。何がひどいか!条例の意義があるとすれば、「県民投票」を常設型で位置づけたことですが、肝心の県民投票については、別に条例で定めることになっていて、市町村とも相談しなければならないとか、条件があり、しかも「濫用」されないように、とか、間接民主主義が基本だとか、というしょうもない付帯意見等が議会の3会派から加筆修正されたものなのです。こんな条例つくってどうすんの??という見本のようなものです。私たちは、会派として反対し木内議員が討論しましたが、他に共産党も討論、反対は他に、社民・未来で、県政・大志の2人の元大志会だった議員が退席しました。

それでも条例ができることが評価されることになるのでしょうか?誰に評価されるのでしょうか?もうお手上げです。

千葉の知事選挙がいよいよ今度の日曜日に迫ってきました。千葉の知人のご紹介にも相模原の方々からご協力をいただいています。ありがたいことです。

2009年3月18日 (水)

3月 18日(水) 深夜委員会

朝の8時です。 深夜1時20分に再開された県民企業常任委員会は、1時間、残りの質疑をやってまた休憩にはいりました。現在は防災警察常任委員会だけが、委員会日程をこなしていて、他の委員会は全てストップしたままにされています。受動喫煙防止条例をめぐる、知事と大部屋のかけひきのために全ての委員会が止められている状況、を県民は理解してくれるでしょうか?

全委員会がストップしていたわけですから、県庁の一定級以上の職員は全て足止めされているのでしょうし、深夜の委員会でもなぜこんなことになっているのか、と思いつつ質疑のやり取りしていたのではないか、と思います。思えば2003年の改選直後、本会議が空転したとき以来の徹夜です。あの時は3日間続きましたが、始発電車ぐらいには1度帰宅できていたのですが。  常任委員会の最終日に何かが起きるという心構えも準備もしていなかった私がいけないのでしょうか?

一部の新聞でもようやく書いていますが、厚生常任委員会での審議も傍聴したり側聞する限りでは、受動喫煙防止条例に集中しているように思います。県立病院を一括して、一般地方独立行政法人化(非公務員型)することに関連する議案も予算も提案されていますし在宅重度障がい者手当ての大幅減など様々な問題がありますが。ただ新聞やマスコミはこの間県政の最重要課題のような取り上げ方で、受動喫煙防止条例についての動きを扱ってきていますから、逆にそのようにつくられている気もします。決して県民にとっての最重要課題ではないと思いますが。ここまでしてつくるべき条例なのでしょうか?

明日は今年度(2008年度)分の補正予算案と議案の採決がある本会議です。今日中に常任委員会は決着するはずですが。この時間をいつまですごせばいいのでしょう。スーツを着たまま24時間がたちました。

2009年3月17日 (火)

3月 17日(火) 常任委員会最終日

Image261 写真は今、パソコンで打っている控え室から見える夜景です。

昨日は予算委員会の最終日でした。私は質疑で、1、相模原市の政令市問題についてと、2、第3セクターの問題を取り上げました。相模原市の政令市移行の問題では、「政令市を考える相模原市市民の会」から総務大臣あてと同様の意見書が知事にも出されたことなど質疑しました。意見書についての感想を聞くと、知事は「ざっと目を通した」と言っていましたが、実際はどうでしょうか。なぜなら、他にも政令市推進の団体などからも要望など出ていて、様々な意見書のひとつ、という全く中身のない答えだったので、実際には読んでいないのではないかと思えるのです。いくつかの質問で、市としてのポテンシャルや時期を優先する市長の判断について、県が責任を負えるのか、など聞きましたが、知事は「相模原市には政令市になるにふさわしいビジョンも資格もあると思っている」というもの。でもさすがに時期については、何が何でも22年とは言わず、触れませんでした。 資格は本来国や県ではなく市民が判断するものでしょう!と、私も言いましたが、、。知事の答弁には期待もしていませんでした、がガッカリもします。津久井地域の線引きの時期については、都市計画課長が、「政令市移行後速やかに手続きを進めるよう」に市にも言っていくそうで、第7回線引きまで、などということはないと断言したものです。政令市=線引きなのです。

2、の3セクは、道路公社と廃棄物処理事業団を取り上げたかったのですが、時間がなく、道路公社だけ、途中まででした。綾瀬インターチェンジを「地域活性化インター」という国土交通省が決めたメニューで事業化したいという県は、借金がかさんで行革の対象になっている道路公社を事業主体にしていこうというのです。第3セクター改革について外部の委員が審議する会議で、対象になっている道路公社に対し、しかも借金返済の資金不足がピークになる時期に重ねて100億からの事業をやらせようというのです。マッチポンプのようです。資金不足もピーク時は13年間、単年度最高で20億になることは当局の答弁でわかりました。知事に事業の再検討を問いましたが、「インター設置は必要な事業」と従来どおりです。「選択と集中」を標榜し、1599億の臨時財政対策債を計上する知事のこの姿勢が、雇用や住居や医療・年金に不安を抱えている市民に納得できるとは思えない予算委員会でした。

で、替わって今日の常任委員会です。写真のように夜景の時間ですが、今午後9時になろうとしていますが、各委員会再開のめどがたっていません。

原因は、「受動喫煙防止条例(案)」です。そこに加えて昨日の予算委員会での知事の不穏当な(?)中座があって、大部屋が厚生常任委員会で副知事を招致したり、、、まあもめています。いったいいつになることか、委員会は明日にずれ込むのは確実になってきましたが、夜中に開くのか、明日朝か、全くわからないのが一番疲れます。またここで夜明かしすることになるのでしょうか???

2009年3月13日 (金)

3月 13日(金) 予算委員会3日目

本日は一般質疑の2日目。私の質疑はないのです。昨日が千葉知事選挙の告示日で、自宅に帰ってきたのが11時半ごろです。帰りの電車が混んでいて立っているのもしんどいような疲労感でしたが、横浜線は最近富に混雑が激しいと思います。なぜそう思うか?私はあえて混雑度合いのゆるい、一番前の車輌か一番後ろの車輌に乗ります。県庁に来る際、一番前が都合が良いこともありますが、やはり少しでも空いている方が良いからです。ところがその車輌も昼間の限られた時間帯以外は混雑度合いがひどくなってきています。横浜線の沿線には相模原市内でもマンションがまだ建設されていますし、住宅開発も工場跡地などで進んでいますから、人口増加に伴う乗客増が背景にあると思えます。でも横浜線の混雑緩和は一向に策がとられていません。小田急線のように複々線化や増発といった気配もなく、相変わらず8両編成で、混雑してきたために2両目は、朝9時まで座らせない、座席を出させない、という客へのしわ寄せで乗り切ってきています。最近本当に腹立たしいと感じます。                                         JRは今とても景気がよく、新年度の新規採用者を1000人と聞きますし、それは結構なことです。が、「リニア新幹線」を本格的に整備、などと亡霊にしがみつくようなことを言わないで、今は「近い」ところに、「早く」、「正確に安全に」乗客を運ぶ、公共交通の責任を全うすることを一番の目的におくべきです。国鉄の分割民営化から23年、JRの公共交通の責任を果たすという使命が益々軽んじられていくように思えてなりません。

今日の予算委員会質疑。自民党の質疑は、受動喫煙防止条例案について修正案を出そうとしている、という新聞報道をなぞるような質疑でしたが、過料・罰則についての当局答弁に対し、自民傍聴議員から、「2000円払ってタバコ吸えばいいんだ!」とヤジが飛んだのが私には大ウケでした。いずれタバコ税の値上げという話もあるようですが、タバコも金持ちが吸うものになるのでしょうか?

2009年3月11日 (水)

3月 11日 予算委員会一般質疑

昨日から予算委員会がはじまり、昨日が総括質疑が、今日から来週の月曜まで間をはさんで3日間一般質疑が行われます。総括質疑と一般質疑の最終日は知事が出席します。そして私たち非交渉会派にはこの2日間で30分の質疑時間しかないのです!議会基本条例をつくった神奈川県議会の実態です!!

昨日の総括質疑は、私は7分半の持ち時間でしたが、「受動喫煙防止」について、条例案の一貫性も含めて質問しました。私の問題意識は、受動喫煙による被害を防止することが目的なのか、条例制定が目的なのか?どちらか第一義か?ということです。 それで、県庁の本庁舎・新庁舎・分庁舎のあり方について質疑しました。

H17年の4月から、県庁内は管理調整会議の申し合わせで禁煙になっているのです。このため、12階のレストラン・喫茶も実は、職員の福利厚生施設でありながら、食堂ということで、全面禁煙を事業者に強制しています。これは実は理不尽なことだと思います。しかし、新庁舎の6階、本会議場前のロビーには、テーブルに灰皿がおいてあるのです。6階、7階の議員控え室では吸っているところもあり、ここは廊下も含め、いわば「治外法権」です。でも、条例をつくり、県民に過料まで取るというのですから、議会フロアーも含めて、禁煙にする努力、もしくは県庁内の対応を統一する努力はすべきではないでしょうか?しかしここにいたるも、議会側には何も具体に調査も聴取もなされていないのは論外です。禁煙なら議員の部屋も、喫煙可なら、職員の部屋も、という当たり前の対応を求めましたが、議会には今までと同じ、のようなニュアンスで、かつ9台ある自販機についても撤去の計画すらない、などという姿勢を堂々と部長が答えるようでは何のための条例か?過料までとって!!というものです。この対応には心底納得できないものです。知事も「県庁は全面禁煙」としつつ「議会にもご協力をいただきたい」とトーンが下がり、消極的答弁だけでした。でも部長の答弁は議会ははなから、このままで良い、というニュアンスがまた違う、より消極的な答えであることは問題ではないでしょうか??

今日は県政さんが8分残しました。私の方を見て時間もらいたいでしょう?と数人の方が言ってくださいましたが、時間の配分は今のやり方でなく、まず欲しい時間を皆が自己申告してそれを按分していくようにしたらどうでしょうか?大部屋の皆さんそこんとこ検討してくださいよ!!

2009年3月 2日 (月)

3月 2日(月) 常任委員会2日目

県民部質疑の民主からです。私は最後ですが、4時を過ぎてまわってきたので、①消費者保護対策費と、②新ホール「かながわ芸術劇場」建設に関することなど文化費について、の2点を質問しました。

消費者保護対策では、平成9年を最後に、大きく後退させてきた県の消費者相談にかける予算を、新年度10年ぶりに、前年比で、168%の伸びです。毎年神奈川の消費者保護対策費の減が問題にされ、各方面から批判が集中してきたことを思えばようやく少し前進です。でも、これは国の補正がらみも含めて、消費者庁構想や消費者保護に基金をはじめ予算をつけて対策を強めてきているからに他なりません。今国会で議論している20年度補正予算の中に、給付金事業と同じ枠で、全国の都道府県を通じて各市町村に配分される「消費者行政活性化のための基金造成」というものがあります。これには全国47都道府県で150億円という枠が決まっていて、ここから各市町村の要請に基づき各県が交付申請するのですが、この基金事業は3年間で使い切り、あまったら国に返せ、というものです。しかも経常費や人件費には使ってはいけない、などとばかげた縛りを中央官庁でつけてきているのです。今の麻生政権の経済対策の補正で自治体に降りてくるのは、こういうものばかりなのです!

この基金をあてにしないでも県で充実させなければならないのが、消費者相談事業です。神奈川県内では、平成10年以降、県が相談窓口を縮小し、各市町村に委ねてきたために、未だに相談窓口のない市町があります。またあっても、週に1日だけというところが2市町、2日だけ、3日だけ、4日、という具合にばらつきがあるのです。毎日相談を受け付けるというところは、2市だけです。1日とか2日という市町では、相談先が、最寄の市町よりも、横浜にある県の中央消費生活相談センターを活用する人の方が多いというところもあります。3年間の基金活用で相談体制を充実させると言う県に対し、私は、3年間で相談窓口のない市町村をなくすこと、1日、2日、というところもせめて週に3日は受ける体制に持っていく、などの具体的目標を市町と共有し、県の支援体制を求めました。県は、はっきり目標については約束しませんができるだけ努力するようです。また、有料老人ホームの広告を新聞折込で出した、平塚のサン・オリーブという業者が、実は当の物件が、競売物件であったことがわかり、県は行政処分したものの、その後も広告が出て、被害がでてしまうような具体的事例についても、行政処分のあり方、高齢者などへの周知の仕方なども質し、要請しました。500万とか1000万を騙し取られた人たちが40人もいて、各訴訟を起こしているのですが、苦情があってから処分まで4年間もかかっているのですから被害者はたまりません。

2つめの芸術文化ホールです。横浜山下町に建設しようという県の1300席の中規模ホールです。これは以前から質疑が各会派から繰り返されています。3セクである、芸術文化財団に非公募で1社指定の指定管理契約をしようということや、総額40億の債務負担行為を設定し、2年後に工事を完成させ、おもに借金でまかなおうということ、2000の大規模な県立ホールが古くなっているとは言え、今あるのに、その横に建設して両方を財団にやらせようということ、などなど、問題が多いからです。私は、県内の文化芸術団体への補助金や文化費全体が前年比マイナス予算になっている中で、芸分財団を思い切り税金で支え、新ホール建設にまい進していくことについて疑問を呈する立場で質問しました。来年はもっと厳しい税収と予算になるといわれます。果たして立派で専門的な舞台芸術中心のホールが完成する2年後、どれだけの県民がそこに高いお金を払って見にいけるのでしょうか?ということです。それよりも各地にある伝統芸能や文化活動を支援し、各地の学校などを中心に神奈川フイルに出張演奏をもっと多くしてもらったり、保護者などの文化芸術活動に補助したり、身近に親しんでもらい、少ない投資で県民それぞれの地域で楽しめて喜ばれる文化施策を行うべきと指摘しました。 同じ地区に、並んで再開発ビルを建設しようとしていた、民間企業が倒産、民事再生手続きをしていることもあり、この再開発事業全体がもはや当初の予定からは大きくずれています。こうしたマイナス情報はなるべく出さないという県の姿勢も問題です。2000億の歳入不足を借金で乗り切ろうというこの期に及んで、ホール建設という箱物づくりのために40億もの債務負担を設定する県のあり方は、知事が批判する給付金をばらまく麻生政権と50歩100歩ではないでしょうか?

2009年3月 1日 (日)

3月 1日 千葉県知事選挙に向けて

Image253 とても小さくてわかりにくいですが、この写真は携帯で撮った加藤登紀子さんと、千葉県知事選挙に出馬を表明している、吉田たいら さんなのです。青い背景のステージでかろうじて女性、とわかる加藤さんと、たいらさんが握手しているらしいのが見えますか??  

堂本県政の後を受け、推薦で出馬を決めた吉田たいらさんの事務所開きにボランテイアで応援に行って来ました。小雨の降る寒い弥生の始まりとなりましたが、会場は大勢の参加者の熱気で暖房もないのに皆さん最後までいっぱいでした。拍手!

堂本知事の8年前の選挙に応援に行った時は、「金権千葉」「保守王国千葉」といわれ、事前にはほとんどの人が選挙に関心もなく、ほんとにボランテイア勝手連による小さな輪が徐々に広がった、渦をつくった劇的勝利の選挙となり、結果が自民党をはじめ永田町に衝撃を与えたことを覚えています。それから8年。8都県市首脳会議、という首都圏の首長の会議や知事会などで、羽田の再拡張やら大型公共事業やらを主張する首長の中で、千葉はキラッと光る存在になっています。たとえば知事が先頭に立った地産・地消(千産・千消)の農業王国を掲げ、たとえば障碍者の差別をなくす条例を、障碍当事者をはじめとした県民参加でつくり、福祉予算を大きく伸ばし、などなど。種をまいた県政を大きく開かせるのに、吉田たいら さんはとてもユニークで興味を引かれる存在です。

「人の移動ニーズをサポートする」これを一生の仕事にしたい、と2代目としてバス・タクシーなどの交通会社で無料の買い物バスを走らせたり、JRが切捨て、3セクの赤字経営だった「いすみ鉄道」の公募社長になって体質改善の道をつくるなど、これまでの実績を聞いても、吉田たいらさん には期待を持ちたくなります。何より、高齢化が猛スピードで進む日本では、首都圏の都市部であっても、便利な駅周辺に住む人々を除いてほとんどの地域で交通弱者を抱え、規制緩和で削減されたバスの不便さ、移動の不便さの苦情は、障碍の有無にかかわらず、地域を歩いている地方議員なら共通の問題として認識しない議員はいないのではないでしょうか。地域で暮らし続けることを担保するには、移動の自由を担保することが大きなテーマなのです。 誰もが豊かに地域で暮らすためには、障碍があってもなくても、年をとってもお金がなくても移動の自由がある程度確保されることが不可欠だと心底思います。

でも知事や市長で、リニア新幹線や新幹線新駅の誘致を言う人はいても、自宅から病院まで、スーパーまで、駅までといった移動をサポートすることを担保しようと掲げる人はなかなかいません。吉田たいら さんを個人的にも応援したい気持ちになるのは、これまでになくこの問題に取り組む姿勢がはっきりしていることで、「住みたい千葉」に現実味を与えているところです。私としては、あの広大かつ神奈川の倍ぐらいの自治体数がある千葉でどんな風にやってくれるのだろうか、と期待と希望を持っています。キラッと光る千葉が、首都圏の希望の星になってくれるかも、などと他力本願的な思いを抱いているのです。

神奈川県内では、バスに見切りをつけタクシー会社と契約して移動サービスを確保する自治体が出てきています。バスよりも小さく、安く小回りがきく、ということなのです。それはそれでタクシー会社も収入があっていいと思います。富山市のようにライトレールの駅周辺の10キロぐらいのところに人も集めるコンパクトシテイ構想を実践しているところもあります。でもこれは逆に周辺部には人がすまなくてもいいという発想にもつながり日本の歴史と風土・文化の継承を断ち切ることにならないでしょうか。今日、いみじくも加藤登紀子さんも言及していましたが、「限界集落」といういわれ方は、国や行政の都合で限界にされているのです。相模原市内でも水源地域の周辺は公的サポートがしっかりされなければ、放っておけば限界集落にされてしまいます。日本中そういうところはいくらでもあるのです。去年の今頃ポスター貼りに行った首都圏地域でも、幹線道路沿いで住宅地なのに、日曜はバスが走らないというところがありショックを受けました。こうした現実を変えていくためにも千葉県知事選挙は応援しがいがあります。

未曾有の危機という状況の中、もはや米紙では「デッドドッグ」とまで書かれているという麻生政権の自公候補に勝つ、ということももちろんですが、首都圏の知事選挙は、やはり具体的に課題もいろいろ見えて、八ツ場ダム問題なども含めて面白いしやりがいもあるというものです。勝手な言い分ですが。

しかし県議会も佳境です。明日も委員会。3月は皆さん同様でしょうがホンとに大変です。

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